4 月 09 2018
マンツーマンでしごきます!
新年度になっての初更新です!
その前に少し。
今日昼頃、家内の用事で近所の大きな郵便局へ行きました。
車の中でしばらく待機していると続々と赤色ポストバイクが帰って来ました。
その数は20~30台、
吸い込まれる様にバイク群は関係者以外立ち入り禁止の地下作業スペースへと
消えて行きました。
その列群をあっけに取られて見ていると
今度は地下から数台のポストバイクが続々と出て来ます。
そして彼らは直ぐに公道に出かけて行くのではなく
なんと、なんと!
写真の赤い4個のパイロンをスラローム走行し、
その流れで縦長15m、幅30cmぐらいの一本橋を超スローで
落ちない様に走行し、そしてようやく公道へと配送業務に就きました。
僕は思わず感動!!
公道へ出る前には一度必ずそのコースを通りバイクの練習を試み
その後配送業務へと出陣して行く。
雨の日も雪の日も薄暗い夕方にも彼らの赤いカブを見かけます。
まさか安全確保のために毎日毎回練習をしているとは脱帽です。
この行為はすべてのところで行われているとは思いません。
しかし、近年外国から来られる方が多くなり
国により交通法規が違うせいか今までの日本の常識が通用しません。
だからと言って配送を怠ったり、アクシデントを起こす様ならば
即刻解雇につながるかもしれません。
その予防も踏まえて観光客の多いここ嵯峨野嵐山エリアは
練習を義務付けさせているのでしょう。
脱帽です。
彼らに対する見方が良い意味で大きく変わりました。
みんな何かしら見えないところで努力をしている。
リスクを回避するまたは最小限に抑えるための努力をしている。
毎日の積み重ねですね。
僕らの仕事に言い換えると矯正の練習も大切ですが、
その前に日頃からみんなに伝えているように
もっと大切な練習があるはずです。
さて本題です。
アドバンスと膝関節。
期待に副えた様でとても嬉しく思います。
何故そう思えるの?自己満足じゃないの? と、
疑問に思われる方もおられるでしょう。
自分が沢山のセミナーを受講した経験からその場の空気で分かります。
つまり良い授業、いわゆる参加者がプラスになった講義を受けた後は
自ずと顔がほころび場が穏やかな空気に包まれ
見知らぬ者同士でも同じ課題に向き合いクラスが一体となります。
セミナー終了後、その場を後にする時など
主催者に対し自分の症例や感想を述べたり、
直ぐに帰れば良いのに長い列を組んでわざわざ礼を言って
挨拶してから帰られます。
僕の経験からこれらの行為は万国共通だと思います。
セミナー後はいつもそんなありがたい思いをさせてもらっています。
だからこそ良いセミナーをしなくてはと痛感します。
ほらあるでしょ?
美味しいラーメンを満腹食べてお会計を済ませ外に出る。
そして次に思うことは・・・「また来ようー!」と。
そんな気持ちになれる授業を心がけています。
今年度の臨床クラスがスタートしました。
彼らにとってアンラッキーな、
じゃなくてラッキーな1年になると思います。
それはと言うと100%マンツーマンと言うことです。
上達するまで逃げ道はなく、
その都度仕上がり具合をチェックされる。
残念ながら最初から最後まで気を抜くことは出来ません。
ある意味早く上達したい人には良い環境かも。
数か月後患者さんが増えるか?減るか?
ポストマンと同じ気持ちで取り組めば答えは前者。
先輩たちがそうであったように
先ずは行動に出ないと何も前には進みません!
では。