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2 月 16 2021

fix disk protrusion

Published by admin under おしらせ

新年早々から一番弟子のヘルニアを治療する羽目に...

いえいえ可愛い弟子の為にさせて頂いております。(笑)

 

 

ここからは真面目に。

本人の感覚では、

「今ならまだ自力で何とか京都まで行けそうなので治療をお願いします。」

とのことです。

詳しく聞くと昔からあった片方のヘルニアによる

下肢の違和感やしびれはそれなりに我慢できる様なのですが、

今回の新たな反対側のヘルニアがともかく痛くて辛いそうです。

 

 

彼とは約20年近くの付き合いで、

人間的には、嘘もつかないし、隠し事もしない、暴走もしない。

真面目な性格で安心して僕の右腕として活躍してくれています。

しかしながら、いかんせん気がつかない! いや、気が回らない!

それでも弟子は弟子!

困ってる弟子を全力で助けるのも師匠の役目!

(自分に言い聞かせています。ハイ!)

 

パーマー卒D.C.なら

disc protrusion であろうとspainal canal stenosis であろうと

どこやらで流行りのイップスであろうと

日本の柔道整復師では習うことのできない

高いレベルの人体解剖、心理学、生理学などを勉強して来た者としては、

より確実にそれらを解決に導くことが出来ます。

 

ただ僕らD.C.はそれらの事柄を

安物の治療家の様に嬉しそうに声高らかには発しません。

お金よりモラルを優先すべしと習いましたから!!

(相撲のガッツポーズと同じです)

 

だからこそ、

弟子にその力を知らしめるチャンスなのです。(笑)

そして僕に対して「裏切らず付いてきて間違いなかった!」と、

実感させてやりたい!イヤさせたい!

 

電話を受けた2日後、僕の時間を調整し

彼はJR東日本に¥25000強を寄付し(笑)、恐る恐る治療室へやって来ました。

彼の家がせめて往復2時間ぐらいのところにあれば

「心配すんな!また時間のある来月にでも診たる!」と,

笑いながら電話を切れますが、

今回の彼には流石にそんな冗談も言えませんでした。

 

治療室でまず彼を見て思ったことは、

全然歩けている!

日頃僕が診ている患者のレベルからすれば10段階の3ぐらいか?

しかし先程述べた様に治療後帰宅まで約4時間かかる。

さあどうしたものか?

彼を検査し数分で治療計画を立て治療にかかりました。

 

 

 

昨日までで6週間で合計3回の治療を行いました。

ヘルニアは腰椎セグメント違いで左右2か所。

彼の感想は1回目の治療で激痛側がほぼほぼ取れたらしく

声が明るくなっていました。

2週間後の2回目の治療後には

彼の一番の問題であった激痛側はほぼ問題として取り上げず、

過去にあった下肢側の症状に言及してきました。

昨日の3回目終了後には普段の彼に戻っていました。

 

この3回の治療行為において

彼は多くのことを学んだと思います。

 

・人は見かけによらないこと(笑)。

・いつからかもう終点だと思い込んでいたカイロプラクティックが、

 まだまだ無限の可能性を秘めていることに気が付いたこと。

・日本に於いては自分の努力次第で僕の様に強くなれること。

 

なぜそんなことが言えるのかと言うと、

現在の彼は3回前の激痛時とは100%別人。

まるで彼が20年前の弟子に戻った様で

良い意味でピリピリ感が復元しました。

復元できた彼には、まだまだ延びる可能性がある。

それに以前にも書きましたが、

僕の息子は弁護士として第一線で修業中です。

それ故に僕が得た知識や技術を息子に残す必要がありません。

やる気のある誠実な人達に引き継ぎたいと思っています。

 

 

 

 (自粛中の嵯峨野)



そうそう患者さんが僕のブログを読まれた様で、

   「先生いつもここで言ってはることを書いたら?

    治療室探しで悩んでいる人の助けになるんと違いますか?」って、

    言われました。

僕は 「けど炎上しますよ? あっそうか!

    コメント書けない様にしてるから炎上しませんよね!」

    (二人で大笑い)

 

 

そこで昔の鉄拳さん風に

 

 「こんな治療院はダメだ!

 

先に述べさせて頂きますが、

これはあくまでも超偏った人間の個人的な感想です。

 

1. 医師でもなく専門の大学も出てないのに科学だの研究所だのを名乗る。

  (常識人は資格や法令を順守する)

2. 1回の施術料に法外な治療費。

  (高額だと何でも良いものだと思い込ます心理を突く) 

3. 「5回、6回で完治する」と断言。

  (ノストラダムスか?預言者か?ほら吹きか?)

4. 次回予約を半ば強引に取らせる。

  (キャッチセールスと同じ悪徳商法)  

5. お得だと言って高額な回数券を購入させる。

  (購入後はただ治療回数を消化させるのみ。誰がお得か分からない!)

6. 「街で評判、狭窄症、ヘルニアが治る!」

  (既に街で評判であれば敢えて広告など出さない?) 

7. たくさんの有名人、著名人が来院。

  (きっと個人情報で書けないのでしょうね? きっと?) 

8. 様々なプロアスリートからも信頼され治療させていただいている。

  (幼児や子供の運動はプロではない。誰か名前を言うてみ!)

9. 1日何名様は半額とか、ワンコインだとか、お金で人を釣る。

  (医療人が最も行ってはいけない行為!昔の牛丼戦争か!)

10.「力の限り、体力の続く限り」とか、体力をアピールする。

  (一生懸命は当たり前!素人でも体力だけなら家でも出来ます)



 

悩んで弱っている心や身体に付け込み、

「劇的に」「5回で」「すぐ治る」「すぐ効く」と語る。

お医者さんでも手術や注射をしなければ「劇的」には結果を出せない。

急性でもない症状が薬物も使わずに「すぐ」に治ると言うのは・・・

それって、どう見ても噓、騙し、と常識人は思う。

 

今回の弟子の治療でも分かるように、

結果的には3回しか治療はしていません。

これは彼の職業がカイロプラクティックを生業とする立場であった為、

僕の治療説明や予後の過ごし方を100%理解することが出来た。

そして彼が僕を疑うこと無く

アドバイス通りに過ごした結果3回でここまで来たと言うだけ。

もちろんこれからも彼が希望をすれば治療は続けます。

ゆえに、決して数回で結果が出たと誤解されぬ様に!

 

僕も彼も、治療する側も治療される側も、

数回で結果を出して治療が「終わる」、「終われる」などと

微塵も思っていません。

 

危険な個人発信の広告や口コミサイトは信用せず

まずは正しく教育を受けた病院または治療室を選ぶことが肝心です。

それが自分を守る治療の第一歩だと思います。

 

◯◯さんこれで良いですか?

無理なウオーキングしたらダメですよ!!

 

 

 

 

僕の目の付くところに息子の古い本がおいてありました。

この様に表紙は見ましたが、決して開いていません。

意地でも開きません!!

現状では僕の4輪ブレンボはまだ効いています。

 

 

では。

 

P.S.   痛くないからと油断するな!

    仕事中、昨日指摘したモーションパラペーション時のスタンスに注意!

    忘れると、カンパンセーションのヘルニアが再度過剰に自己主張するぞ!

    俺はもう知らんぞ! (笑)

    でも、なんかあったら連絡せえよー。

    そしたら直ぐに折り返し

    「あーそーかー、大変やな~、ガンバレ~!、家で寝とれ~

    って、言うたるわ!! (笑)

     

 

 

 

 

 

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