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11 月 01 2019

今日から23年目に突入

Published by admin under おしらせ

僕にしては少しばかり早い更新になります。

 

鍼灸にも頼らず、癒しにも目もくれず、

ましてや流れ作業の保険治療や労災にも手を染めず、

毎日コツコツと真面目に患者さんに向き合って来ました。

長年ガンステッドをやり続けると必ずと言って良いほど確実にブレて来ます。

老いから来るものや、怠慢によるアジャストの劣化。

様々な理由が考えられます。

でも、それを少しでも食い止めることが、

患者さんに、

より精度の高い技術を供給できると僕は思っています。

 

 

 

  

上記の写真はDr.ガンステッドの究極の師匠に当たる

B.J.パーマーの若かりし頃の姿です。

約100年は楽に超えた文献となります。

つまりガンステッド・テクニックが生まれる30年以上前の教科書です。

 

何が言いたいかと言うと、

現在のガンステッドテクニックを正しくブレずにやり続ける為には

ただ漠然と練習するだけでは不十分だと僕は思っています。 

まずガンステッドの基となる哲学は誰の影響を受けたのか?

科学的根拠のバックボーンは誰の考えを基礎とし進めたのか?

次に技術は何をヒントに開発されたのか?

 

そんなことも理解せず現代に於いて手に入る浅い知識だけで

「ああだの」「こうだの」うだつの上がらない議論をしても

まったくもって無意味です。

 

オリジナルであるDr.ガンステッドが他界された今となっては

この世に存在するガンステッドテクニックはすべて100%レプリカです!!

 

 

本物のロータス7

 

究極レプリカのケーターハム・スパー7

 

どうしたの? 国産光岡ゼロ1

(上記写真3枚は今回の説明の為に画像検索より借りて来ました)

 

車好きならもう理解していただけたと思います。

いわゆるロータス7とケーターハムスーパーセブンの関係ですね!

30年~40年前には偽ロータス7が沢山存在していました。

しかし現在生き残っていまだ猛威を振るい新車販売好調なのは

究極のレプリカ、ケーターハムスーパーセブンだけ。

開発者コーリンチャップマン意思を守り続け、

時代に惑わされることなく、利便性は追求せず、

安全性のみ現代の基準に合わせブレることなく作り続けられています。

購入者はロータス7でないことは百も承知!

それでも高額な究極レプリカは現在も人気車であり続けています。

3枚目は見ての通り

外見だけ似せようと国産部品で帳尻を合わせて製作されたもの。

世の中にこれしかなければ、これはこれで良いでしょう。

しかし本物が存在する以上、販売的に苦戦するのも当然!

 

ガンステッドもこの写真の関係と同じ。

3枚とも一応ガンステッド。

2枚目は1枚目に近づこうと努力の跡が見られます。

しかし3枚だけは残念ながら似て非なるもの。

 

この様に記憶や手技が劣化しない様に

テクニックの本質を過去の歴史から勉強する必要があります。

その地道な勉強がオリジナルの伝えたい部分を教えてくれます。

上っ面の、構え方、トークだの、

小手先の薄っぺらな会話など恥ずかしことこのうえないです。

それらを証明する為、

これら当時の文献(残念ながら全巻揃ってませんが…)を

第二の師匠と思い、日々粛々と勉強させてもらっています

 

 

 

僕の携帯はスマホではありません。

バックライト無しで真っ暗闇では使用不可能。

何もできないカード携帯。

ポケットに入れるとストラップの方がかさばります。

もちろんカメラなどついておらず写真を撮る時には

アウトドア用の安物のカメラで対応です。

 

 

SNSもYouTubeも無縁。

SNSや口コミサイトで偽の情報を得る必要がないので

この携帯で何の不自由もありません。

情報が多いとは良いことだと思いますが、

活用するには十分な配慮が必要です。

 

僕のところの患者さんも生徒さんも口コミです。

それもSNSではなく70%以上が究極の口コミです。

究極の口コミって? 

それは「経験者からの紹介」です。

患者さんは「少し厳しいが何とかしてくれはる!」とか、

生徒さんは「もの凄く怖いが確実に技術を身に付けさせてくれる」。

僕としては赤い文字のところは嬉しくありませんが、

全て事実なのでしかたありません。

 

僕の所へ来るまで「結果が出ない!」のは

ハッキリ言って「何かが間違っている」からです!

それなのに同じ環境でどうにかなるでしょうか?

どうにかなる方が不思議です。

結果を出したいのなら何が不十分であるか検証し

改善する行為が必要になって来ます。

「患者さんは辛い」「生徒さんは食べて行けない」

そんな切羽詰まった状況で甘い言葉は必要ですか?

「厳しいけど」「怖いけど」とは、結果を出す為の必要なツールなんです。

 

そして結果の出た人たちが

昔からある嘘偽りのない本来の口コミ情報として

知人、友人へ紹介してくれているのだと思います。

 

これからも超アナログ治療家で進みます。

デジタル全盛の時代に理解してくれとは言いません。

令和になっても昭和を貫いている治療家が、

京都の西の端で活動していることをお伝えしたいだけです。

 

 

 

 

では。

 

 

 

 

 

 

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