Archive for the 'おしらせ' Category

9 月 22 2023

頭をリフレッシュ!

Published by admin under おしらせ

夏恒例の勉強会を催しました。

ガンステッドニーチェスト腰椎に特化しました。

L1, L2, L3, L4, L5.

Spinous process.  Mammillary process. 

その人の椎骨の状態により組み合わせが変わり、

サブラクセーションかカンパンセーションか?

ここまでなら誰でもが考えに及ぶでしょう。

それで満足している様ではまだまだ三流!

 

術者のポイント、患者のポイントを詳しく述べていましたが、

そのことを書き終わり冷静になって見返して思いました。

今回連休と言う家族にとって大切な休日を

時間を割いて参加した彼らにアドバンテージがあって当然ですが、

参加してない者まで救済する理由はない。と、ふと思い

長々と列挙したものをすべて削除しました。

 

僕の経験から簡潔に言えることは

中部胸椎の数十倍、胸椎1番の数倍は難しいので

残念ながら教えを乞わず

独学での一流を目指すことはほぼ不可能な課題になります。

もちろん

ただ音がポキッと鳴って、「先生きもちいい~!」なんて、

前回話したTikTok程度の施術で良ければ

1時間も練習すれば素人なら騙せるでしょう。

ただその代償として数か月後から徐々に始まる側弯、狭窄、腰椎症。

運が悪ければその行為の瞬間に腰部急性ヘルニア、部分的骨折。

どちらにしてもいろんなものが総出でお出迎えしてくれます。

「賑やかになって良かったね~!」と、笑える話ではなく、

これから一生涯その壊れた患者達を背負わなければなりません。 

  

世の中広しと言え

カイロプラクティックの技術指導において

僕の様に嚙み砕いて指導する者はいません。

特にガンステッドなどありえない!

なぜならセミナーを何度も何度も受講してもらわないと

セミナー屋は飯が食えない!

これが僕がアメリカで経験から得た知識です。

何度も言いますが、

僕はカイロプラクティックに特化した治療家であり

セミナー屋ではない!

故にこの公式は僕には当てはまりません!

 

マジックのビデオをコマ送りで見れば種が見えるものもある。

しかしコマ送りされたビデオでさえ100%見えるとは限りません。

つまり、その時のマジシャンの心まではビデオには映らない。

要するにマジシャンの行動で見える様にも見えない様にも自由自在!

だから返事をしてくれない参考資料を見て毎日死ぬほど努力をしても

その映像を100%コピーしただけで、

その技術をマスターしたとは到底言えない。

もう既に40年も前に同じことを試しましたから、この僕も!

独学では無理なんです。

 

40年前、僕の祖母がお昼の料理番組を見て夕食にそれらが出て来ました。

それはもうまずいことまずいこと。

祖母曰く、「演者のは金子信夫は美味しそうに食べていた!」。

そうですこの言葉をきっかけに

夕食時には毎回祖母とけんかになりました。

僕は祖母に

「味見が出来ひんやろ~。自分で見本の味を確認できひんものを

 人に食べさせるな!そんなんええから普通のご飯を作って!」と。

 

まさかカイロプラクティックを学ぶにあたり祖母の逆教えが、

僕の手助けになるとは思ってもいませんでしたね。

患者が僕で先生が祖母で金子信夫がビデオの人ですね。

そんなんええから

ちゃんと美味しいと自分が納得確認したものだけを習って作って~。

 

 

この噛み砕きの方法がここ十年弱、

僕がこだわって指導していることです。

言い換えればここ7~8年でかなり僕の指導方針が変わりました。

僕がこの数年で進化していることを

長く一緒にいるインストラクター達なら分かっていると思います。

 

そうそう数か月前にも問い合わせがありました。

「現在他校でガンステッドを習っているのですが、

 どうも上手く行かず先生の所へ途中入学させてもらえませんか?」

結論からすると「無理」となります。

その学校を受講する前に既に僕の所が存在したわけで、

それでも貴方はそこの学校を選択したわけですからね。

途中から引き続き僕の基でテクニックを習得と言うのは甘い考えです。

それに途中からなんてどちらにも失礼だと思いませんか?

 

  (ホームページは14.5年間更新していませんから

  以前のまま12名募集とあります。

  しかし現在はお知らせにて告知している

  少人数しか毎年募集はしていません!)

 

僕の指導はマンツーマンで、

例えるなら、万里の頂上を頑丈に仕上げる為に

土台の石を一つ一つ正確に一挙一動の見本を見せながら積み上げています。

半年間他校で同じものを習ったと言われますが、

監視され指導を受けるレベルが天と地ほど違うと

自負しております。

 

It was a little too late.

I can’t do anything.

Please try on your own. 

I regret it if I had contacted you by March. 

 

  

「噛み砕いて技術を指導する」と書くと、

「じゃあ僕も必要なところだけ学びに行こう」

って軽く思われる方もいるでしょう。

先程の問い合わせの方と同様

「セミナー代払えば小さい所だからどうとでもなる。」

な~んてチョット頭を横切り思いますよね?

小さい所だからこそ・・・無理。無理ですね。

 

「この人なら教えても大丈夫!」と、

僕がそう確信出来る者にしか僕の技術の暖簾分けはしません。

もう僕も61歳ですからそれぐらいの自由はください。

僕を慕ってくれる人が最優先に決まっているでしょ。

 

 「僕の命令で右向け右!」

技術習得の為に迷わず信じて疑わず右向けますか??

それが出来ないと僕の指導を受けることは無理です。

 

 

 

何事も苦労せず、

お金では一つの道を貫く強い心は生まれません!

つまり揉まれて揉まれて生き延びるうちに何をすべきかが見えてくる!

そこにはこれで良いのだろうかと言う迷いなど起こらない。

僕の教え子たちには迷いはない!

なぜならそんなくだらないことを考える暇などない。

知識と実技を次から次へと伝えて行く。

そしてそれを持ち帰り宿題とし出来なければ叱られ恥をかく。

そのうちそれを数か月繰り返すと

自分の患者に対し小さな結果が現れ始める。

その瞬間それまでの苦労がほんの少し報われて

また自ら進んで患者の為にもう一段上を目指し努力をしたくなる。

その積み重ねが強いカイロプラクターとしての迷いのない心を作る

と、勝手ながらこんな風に考えています。

僕がそうでしたから!

 

褒められて甘やかされて、

それを鵜呑みにしてプライドばかりが育っても・・・。

井の中の蛙で、

そのことを一般的に・・・可哀想ですが「カモにされた」と言うんですよ!

 

 

 

 

たかだか図の様になっているだけなんですけどね~。

場所が靭帯筋肉に守られた身体のど真ん中、その中と真横に神経が!

外をほぐして温めて緩めても中まで緩みませんね。

鍼を刺して通電しても中まで緩みませんね。

鍼灸師免許有りの僕が言うんですから!

 

将来夜道で刺される意味のない優しい指導より、

将来夜道でライトを照らしてくれる、厳しい指導を心がけています!

理解できる少数派だけで良いのです。

選挙には出ませんので! (笑)

 

 

 

 

では。

 

 

P.S. 10月に入ればごくわずかになりますが来年度の生徒募集をします。

   興味のある方はご連絡ください。

   ダメだと誰も言ってません。

   怖がらず自分の努力で納得したものを掴み取る!

 

  

 

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8 月 22 2023

これが大文字の鳥居型!!

Published by admin under おしらせ

今年はテレビではありません!!

 

五山の送り火の一つ鳥居型です。

台風の通り過ぎた直後のせいなのか

空気が澄んで非常にクッキリと観賞できました。

毎年恒例のテレビでの送り火は見送り、家内と二人で特等席で観て来ました。

と言うのも、以前にもここで紹介したと思うのですが、

この場所周辺は特別保存地区にあたり、僕の知る限り53年間は

開発はされておらずアウトラインは一切変わっていません。

 

この辺りは僕のお気に入りのウオーキングコースの一つであり、

また、気晴らしで走る10分程のバイクコースでもあります。

このエリアに足を踏み入れた瞬間…景色が抜けて…

自転車で走り回ってた子供の頃にタイムスリップ! 

 

  

鳥居型と僕らの距離はそれなりにあるのですが、

しかし僕達は勝手知ったる何とかで、

誰もいない真っ暗で田んぼ脇の農道から観賞してました。

燃えている熱こそ伝わって来ませんが、

風向きにより焦げた臭いが流れてきてました。

 

しかしながらこの場所にたどり着くまでには、

沢山の見物人、交通整備をする警察官の方々、

年に一度のことなので、人・人・人だらけ。

安全を考えたら人気のない暗闇よりも人と同じ場所で良いのでしょうが、

なんせ小学2年生の頃より遊びに来ている場所なので敵はいません⁈

敵と言えばマムシぐらい!

 

昼に同じ場所からズームを聞かせて見るとこの位置で、

 

そして、その場所からより近づくと

こんな低い山にいきなり鳥居の文字が存在しています。

 

 

子供頃より8月16日はこんなもんだと僕は習慣化しているのですが、

他府県出身の家内にとっては、送り火が何年経っても気になる様です。

毎年8月16日午後8時20分近くになるとテレビ前から姿が消えて

屋上にあがりビルの隙間から見える鳥居が見えたと嬉しそうに言ってます(笑)。

そして僕はと言うと毎年KBS京都五山の送り火ライブ中継を

涼しい部屋で見て「俺は大文字も観たぞ~」なんてことを言って笑ってます 

 

特にここ2年続けて

ガレージに迷い込んだ野良猫を僕の独断で保護しました。

「のび」と「MOW」です。

この子達のお父さんも長年ガレージにしょっちゅう遊びに来てて、

そうそう以前に写真で紹介した八ちゃんです。 

1年違いのお兄ちゃんで、大柄で凛々しく賢いのび君。

 

まだ1歳になっていない長毛の女の子MOWちゃん。

名前の由来は小さいのに毛だらけ!

肉球の間も毛だらけ!だからブレーキが効かなくて

得意技はドリフト!ホント上手です!

だから「毛」をおしゃれに「もう」そして「MOW」に改名。

アイスクリーム名からじゃないですよ。

 

関東から来る生徒さんなら理解できるでしょうが、

京都の冬はもの凄く寒く、底冷えですよね

もちろん父親であろう八ちゃんも面倒を見ようともせずどこかへ。

生後まなしの子猫が一匹で生きて行くなんて・・・100%無理!

何度も言いますが僕は犬派(笑)。本当です。

そんな僕でさえ保護してやりたくなる寒さなのですよ..京都は! 

 

僕の勝手な決断で保護するのですが、

もちろんその後の病院や毎日の食事やトイレの世話はすべて家内任せ。

僕は一切せず、おやつを上げるだけのタイガーマスクです!

日頃の感謝を込めて少しでもねぎらいたいので、

鳥居を観に行こうと誘いました。

日頃の感謝の気持ち?これは少し違うわ。

正しくはお詫びの方が合ってますね。

 

 

 

 

 

では。

  

 

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8 月 11 2023

骨を元の位置に戻すところ、ただそれだけ!

Published by admin under おしらせ

暑いどころではなく、酷暑、猛暑ですね。

またまた久しぶりの更新です。

前回の投降後、

次回は早くしなければと思い早々に書き込みを始め、

気が付けば・・・もうお盆に。

SNSに束縛されていないのでこんなもんでしょう。

 

 

さてと、

今回の書きたいことはズバリ治療室について。

世の中は1億人がそれぞれ己に適した考えを持ち

それなりに構成されています。

そして行って良いことと、悪いことを決めるのが、

個々の倫理感であり法律だと思います。

そこで問題が発生。

ある人が「腰が痛い!」。

この状況で法律で定められた医療行為で特権を持つ医師が

100%結果を出してくれさえすればこんな問題は起こらない。

余談として米国ではこの問題に対応する為、

「D.C.」つまりドクター・オブ・カイロプラクティックが

特権を与えられています。

しかしながら、

日本において法律がなく倫理観も欠落した施術師の基で

何を持って施術とし、何を持って治ったと言えるのでしょう。

痛みが無くなれば治った?

それでは癌の痛みで薬剤を投与され痛みが無ければ治ったですか?

違いますよね!

「すべてのものが原状回復し使用において

 何んの問題もなく機能することを治った」

と定義すると僕は考えます。




受付の電話対応から、寒い冬でも無いのにこのくそ暑い時期に

一体何が起きてそんな酷い状態になったんや?と、

そう言いたくなります。

 

ある者は「十数回D.C.に施術をしてもらったが全く変化なかった」とか、

ある者は「痛み止めの注射を週1回の割で数か月行っているがやはり痛い」とか、

ある者は「昼間は動けるが夜になると曲げられなく曲げると痛い」だとか・・・。

何度も言いますが、

「このくそ暑い季節に施術師は何をしてるねん!」 と、言いたい。

 そして患者さんにも言いたいのは、

「どこまで結果を出せてない人を信じてるねん...」



痛い、曲がらない、しびれてる、感覚が薄い、

これらを簡単に説明すれば

骨がずれて横を通る神経や血管に触って意地悪しているだけ!

そして、中濱カイロプラクティックでは

 「そのずれて邪魔している骨を戻すだけ! ただそれだけ!」



けれどそれが先程にも書いたように、

長年の薬の副作用で正常なものが鈍感を通り越してバカになってたり、

「骨を元の場所に戻します~。」と言いながら、

正しくない他所へ連れて行かれてたり。

「骨を動かすのは危険だ!」と言って原因のずれた骨を元に戻さず、

ひたすら周辺の正常な筋肉をグダグダに緩めてしまってたり。

緩めすぎるとどうなるか分からんかー?!って、

鍼やマッサージの使い方違うやろ!!



どれもこれも答えは簡単!

骨を元の状態に戻せば良いだけ。

原状復帰させれば誰も文句は言わないし陰口を次の先生に伝えない!!

そもそも患者さんは次の先生を探さない!

 

よって最後に

中濱カイロプラクティックはお助け寺ではございません!

原状復帰を強く望む者の為の治療所です。

当たり前のことですが、

京都で唯一、D.C.がカイロプラクティックだけで勝負する治療所です。

本来なら当たり前のことですが..。

鍼灸免許は持ってますがそれに逃げてませんよ。

鍼灸だけで治されている先生方に大変失礼です。

 

それに回数券も買わさないし、サプリも買わせないし、

強制的に次回の予約も取らせない!

全てにおいて優先し決断すのは自分(患者さん)の意志。

故に中濱カイロプラクティックでは

自力で考えられる力を付ける為カイロプラクティック生の様に説明します。

そこから自分で治す為に何が必要なのかを改めて考え直してもらいます。

 

施術を受け様かどうしようか迷う様なら、ほらあるでしょ...。  

「疑わしくは罰せず」ではありませんが、

「疑う様なら(迷う様なら)来ないで!」です。

 

時々目にするホームページに何万人施術したとか、

どんな偉い人を施術したとか、書く必要あるのかな?。

そんな証明できないことは空想でも書けますよね。

 

僕のホームページの目的は

紹介された患者さんが、迷うことなく治療室にたどり着けるか!

ただそれだけ。だから更新も10数年行っていません。

これは自慢することでも無いですが笑。

 

 

 

 

 

前回の更新直後に井上D.C.が会いに来てくれました。

僕はウォーキング後のくだけた格好で 

つり合いの取れてない写真ですみません。 

コロナやなんやらで彼と会うのも久しぶりです。 

連絡は頻繁にやり取りしているのですが! 

僕がパーマ大に入学した29歳の時からの付き合いになります。 

かれこれ32年! そんなに長い付き合いになるのか..。感慨深いです。

彼はまだパーマー大学を目指す20歳の学生で、  

あの頃の僕はと言うと 、入学後僕の英語力不足やストレスで石が出来て

腎臓結石でダベンポートの病院に1週間入院。 

ダベンポートには結石を砕く機械もなく、ただ痛みを収めるだけの無駄な入院。 

1週間後、石を砕けないまま授業へ復帰。

カイロプラクターを目指していても薬に頼ることもあるのですよ。

きつい痛みを薬で誤魔化し我慢しながら授業を受けていたところ、

尿管へと移動。

そんなこんなで学期終盤に決断し日本で治療を受ける為に帰国。 

痛みで苦しんだ期間は一切報われず合計2学期間8か月が無駄に! 

再度授業に戻るもアドバイザーから 

気持ちは分かるが 

 皆に追いつく為に沢山の授業を受けたとしても受からないから」と 

受講可能単位を18単位に制限され、それが その後2学期間も!! 

流石アメリカ、情け容赦はありません。 

必死でもう大丈夫です普通に受けられますと

幾度となくアピールしても認められません! ダメなものはダメ。

過去の成績がすべてグレードAで合格していれば 

そんなことはなかったのでしょうが! 自業自得です。 

そんなこんなで僕の留学はどこを切っても波乱万丈でした。 

 

そんな状況を全て知ってくれているのが井上D.C.です。 

だから彼がそばに居てくれると隠し事をする必要もなく安心でした。 

だから僕は彼に日頃から  

「俺は卒業するまでに同級生達より時間が掛かる。 

 その分、時間は山もりあるし、それを逆手にとって 

 卒業した瞬間に同級生や先輩達を技術でぶっちぎったる!」と

強気の発言ばかりしてました。

 

有言実行で日々モチベーションを上げてセミナー受講に明け暮れていました。

なんせ時間は人一倍ありましたから笑。

 

僕と井上D.C.の関係性は?と問われると...。

カイロプラクティックを通じての兄と弟ですかね?

まさしく上村先生と僕の関係みたいなものですね!!

井上D.C.はアトラスオーソゴナルを僕はガンステッドを目指し、

僕は同じ時代の誰とも違い

短期間に詰め込まされる勉強はさせてもらえず

そのお陰で時間は掛かってしまいましたが、

自分に合ったスピードでリラックスし確実に納得しながら

パーマー系テクニックをすべて習得することが出来ました。

 

負け惜しみに聞こえるかも知れませんが、

時間を掛けてでも周りを貶めることなくパーマー大学を卒業出来たことが、

僕の人生にとって胸を張って言えることです。

(同時期の先輩後輩達よ反省しろよー! ばらすぞー)

 

成績優秀で短期間に卒業出来ても

患者を治せず回数券で来さしている様では...。

僕らD.C.の学んだ医療のカイロプラクティックではないですよ!

僕には関係ないけど、受付に電話口で患者さんが話されてた内容を

後で聞いた時、悲しくなりました。

 

まだまだ書きたいことがあるんですが、

特にTikTokに飛び込んで来た

「落ちぶれて患者集客実技アピールするも

 危ないガンステッドが逆手になってコメント欄で叩かれる。

 数十年ぶりに見たその手技も、

 より拍車がかかり完璧なガンステッドモドキへと進化した過去の生徒!

   見せてる実技と説明していることが180度違う!

 そら炎上するわ!!

 

だからたまには覗きに来いよと言うてたのに...。 

あれはもう戻れないわ。

 

 

 

 

 

では。

 

P.S.  この夏も生徒や弟子たちに色々気遣って頂き

  ありがとうございます。お礼申し上げます。

  熱の入った指導でお返しはその都度しておりますが笑。

  長年僕と歩んでいる生徒。  

  彼がどう思うかは分かりませんが、

  もう弟子の様な生徒ですね。あだ名は教授。

  教授と田中君や僕は趣味の考え方が近く(勝手にそう思ってます笑)、

  高価な物イコール良い物だとは思っていません!

  つまり自分が納得したものを大切に使いたいと思っている者。

 

  彼のクロスカントリーなんて最高ですね!

  実は過去に僕も狙っていたんです。

 

 

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6 月 08 2023

超お久しぶりです!

Published by admin under おしらせ

超久しぶりの感激の再会!!

 

 

先日、ロスから一時帰国された上村D.C.ご夫妻に

弟子5人ともどもランチにご招待いただきました。

 

 

僕のブログをお読みの方なら既にご存知でしょうが、

僕がパーマー卒D.C.を目指すきっかけに成ったのが、

上村D.C.です!!

だから僕の中で上村D.C.は師匠とは別枠の、

将来の目標を授けてくれた大恩人です。

 

先生は23歳に成りたての僕を

アイオワ州ダベンポートで𠮟り飛ばしてくれました。

それは日頃僕が生徒を叱る数百倍の威力で、

例えるなら「カイ君を叱る100倍です!」笑。

 

カイ君頑張ってるねー。

 

逃げ場のない、話が通じない、片田舎のアメリカで懇々と。

自分が身につけた資格(柔道整復・鍼灸)による甘えや、やる気のなさを

ことごとく考えさせられました。

 

上村D.C.に出会うまでの僕の知る先輩施術者は

如何に保険で常習的に法に触れない様に複数部位を請求し、

多店舗展開を進め軌道に乗せるかを熱弁する先輩ばかりでした。

資格を取るまでの4年間にそんな話ばかり聞かされ頭がマヒした状態で

上村D.C.の前でアシスタントをしたものですから、

そら! やる気のなさが伝わり叱られるのは当たり前!

何しにアイオワへ来たんや!!ってなりますよね。

「一人一人を確実にしっかり診る」

このポリシーでパーマー卒後アメリカに残り日々精進されている方の前に

その当時の緩いぬるい僕がいること自体失礼な話です。

1985年当時は柔整師の資格さえあれば何も出来なくても

開業すればお金は儲かる時代でした。

僕もその緩い流れで開業するだろうと考えていたところに

先生の厳しい言葉が僕に突き刺さり、一気に目覚めました。

そのお陰で僕は開業後に

柔道整復の保険請求など一切係わったこともなく、

鍼灸治療そのものも行ったこともありません。

そこまでストイックになる必要はなかったのですが…。

 

先生に追いつくためには、

何はさておきパーマー卒D.C.に成らなければ意味がなく、

そしてなによりも開業時には

カイロプラクティック一本、アジャストオンリーで治療を完了する。

そんな夢を目標に立て、

人より長い超ラッキー? 笑 な学生生活を送りました。

負けてたまるか!

いつか追いついて同じ土俵に乗って文句を言ってやる!

そんなことを考えて日々努力するうちに

先生の本意が理解できる様になりました。

 

だってそうでしょ?!

緩い奴なんて放っておけばいい話。

しかし先生は僕に嫌われて逆恨みされるのを承知で

「こいつの考えを正さねば!!」と、

あえて嫌われ者に徹してくれたんですから。

それが段々と分かるにつれて、

自分もこんな男に成りたいと思いました。

あれから38年経ち

あえて僕を頼って来る者には

僕のすべてをかけて全力で叱っています?

 

当時の僕がそうであったように

今どうかなんて関係ないんです!

まずは流れを変えて努力する方向を修正し自分に合った速度で進まないと。

能力は人により違い、

無理したところで自分のものにならなければ意味はない。

それよりも、

最終的に自分の掲げる目標に到達出来ればそれが成功なのです。

僕のパーマーみたいにね!

またその無駄だと思う期間が大切で、

新幹線では絶対味わえないものが各駅停車なら十分味わえるんです。

時間が経てば得したことが分かるんです。

わかるかな~。

 

 

だから上村D.C.は僕の師匠という存在ではなく、

もっと近い怖い兄貴だと勝手に思ってます。

弟子の立場なら連発して冗談も言えませんが、

先生ご夫妻は僕の冗談を笑って受け流してくれます。

ありがたいです。

あのアイオワで過ごした貴重な時間が

こう言う立場を作ってくれているのだと思います。

この関係性を許させているのはきっと僕だけだと自負しております。

 

その怖い兄貴がラインで、

「ヒデ、景色の良い所を予約したぞ。恵比寿ガーデンプレイス38階」

ありがたいのかそうでないのか?

僕の心の中の声は「なんでそんな高い所を予約するん?」

と叫んでいました!

実は僕こう見えても高所恐怖症なんですよ、(;´д`)トホホ。

食後に先生が、

景色が良いからヒデ!ほら!見ろ見ろ!!と言われましたが・・・

僕は渋々ハイと言い、

先生達の指さす先生宅方向を恐々見ていました。

 

 

 

食事後、先生に弟子達の治療をお願いし、

僕らは優雅に先生の奥さんのエスコートで

恵比寿ガーデンプレイス隅々まで案内してもらいました。

奥さんはロスが主戦場のはずなのでが?

まるで地元の主の様!

 

 

僕はどさくさに紛れ

二人を待たせてmy car特集の本を買って合流すると、

「昔とそこは全然変わってないわね~笑」と奥さんに呆れられました!笑

(そい言えば当時、川西D.C.と良くポルシェの話をしましたな~) 

 

その後、再び熱い話と本場ロスの治療を受けた弟子たちと合流し解散。

その後、僕が軽く先生を治療し、

そして先生が僕を治療してくれました。懐かしいーこの感覚!

 

夕食ではまたまた4人でお酒を飲みながら

懐かしいダベンポートの話に盛り上がり過ごさせていただきました。

 

 .

 

知り合って38年。

僕の黒歴史を知ってくれてる貴重な存在のお二人。

僕に対して、何一つ変わりなく当時のまま接してくれる先生達。

熱くて優しくて非常に怖い先生。

その変わらない姿勢に僕は憧れ尊敬し目指しています。

 

「他人のことを真剣に思い叱れる男」

 

 だから僕の生徒へのカイロプラクティック指導は厳しいのです。

上村先生の様にいつも真剣に生きていますから。

 

 「今、感謝されなくても結構。

  数年経てば解るはず… 僕がそうだったように!

  わからない人はただそれだけのことですから。」

 

 

 

 

更新しない間も技術習得は進んでいます。

みんなそれぞれに高い頂を目指し努力しています。

聞けば驚かれるでしょうが、

今年度も僕の娘より若い女子達が

おじさん達に負けじと切磋琢磨しています。

 

 

もちろん彼女達は「一見さん」で僕の所へ来たのではなく、

成功している先輩に憧れて、その先輩のルーツが僕だった!

それが縁で今は僕が彼女達の鬼教官!!風間公親教官とはちょっと違いますが笑。

上村二世が塩川系を教えています。

 

 

力に依存するのではなく、

知識活かした知恵で勝負できる治療家に育てています。

何度も言いますが

僕は施術師ではなく治療家を育てています。

 

 

僕は日頃から「肩書では飯は食えない!」と断言してます。

昨今、D.C.の称号を得たカイロプラクターでさえサバイバルしています

特に法制化されていない日本においては完全な実力主義!

 

僕のカイロプラクティック指導は努力する奴はいつか日の目を見る!

そう思って20年以上指導しています。

重いですか?…、重く感じた方はブログ削除お願いします。

 

僕はこの考えを改めませんから!

僕は辞めませんから!

僕は超しつこいですから!

 

 

 

 

では。

 

 

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2 月 19 2023

Accept!

Published by admin under おしらせ

先日、遅ばせながら

一番弟子のひとり高橋の還暦祝いを行いました。

 

コロナ禍なので僕の時同様マスク着用で乾杯のジュースさえしませんでした。

参加者の安全を考えると仕方がありません。

それよりも一緒に沢山の方に祝っていただきありがとうございました。

「先生真ん中へ」と言われましたが、流石にあの場の主役は弟子です!

 

 

僕と彼を含む一番弟子達とは20年以上の付き合いになります。

以前にもお伝えしてますが、ある時期に3名同時に弟子にしました。

僕の中での一番弟子はこの3名。

特に彼は僕と同い年なので、最初のうちは

僕の考え方に合わせるにはいろいろ葛藤もあったかと推測します。

それにこの長い付き合いの中、

彼が腰のヘルニアを患ったり大変でした。

でも、本当にこんな長い付き合いになるとは。

 

 

僕が師匠のところから独立した21年前、

初めて催した単発セミナーが彼を知るきっかけとなりました。

僕は帰国後5年が経ち、

自分で言うのも何ですが、

怖くて厳しくて絶えず人を寄せ付けないオーラを放っていました。

そんな状況でも彼を含めた一番弟子3人は

必死で僕に食らいついてました。

 

その頃から彼は

整骨ではなくカイロプラクティック一本で勝負していました。

20年前、一般的に整体、

カイロプラクティックだけを営んでいると聞くと 

大半が柔道整復師の資格が取れなかったからと思うのが当たり前で

僕自体もそう思っていました。

事実東京で教えていた頃に出会ったほとんどがそうであった様に

「基礎医学など習っていないのでわからない、

 しかし、私は治療経験が長いので腰痛だけは一発で治せる。」

なんて意味不明なことを大声で吹聴する人ばかりでした。

だから初めは彼も

その様な人だと勝手に勘違いしていたのです。

 

そこで彼ら整体やカイロプラクティック一本で戦っている人に興味を持ち

いろいろと調べたところ、大多数はそんな感じでしたが、

それに対して極々少数ではありますが、

僕がそれまでに接していた愚かな人達ではない考えの人のことを知りました。

そもそも彼らは、

「カイロプラクティックの国家資格が無いから

 整骨や鍼灸の免許を取得しても使用しないので必要がないと思った!」

 

過去に僕が接した恥ずかしい施術者達とは違い

決して勉強が嫌でその方法を選んだのではなかった。

それが証拠にここの生徒の大半は四年生大学を終了しています。

(もちろん、それがどうしたなんですが!)

 

そして彼らは一様に学校のレベルの違いなど考えもせず

自宅より近距離のカイロプラクティック学校に入り

技術習得を望んだがそこで上手く行かず、

そこから抜け出そうともがいているうちに

時間も費用も膨大に使って気が付けば30歳代後半に...けれど未だ、

純粋な気持ちで効果の出せるに治療を夢見て、

希望を抱いてる...

と言う感じでしょうか。

 

この様な純粋な考え方の人達なら

僕のスクールで学んでもらえると20年前に考えを改めました。

それで勇気を出して連絡をくれた人のみ

現在も好意的に対応する様にしています。

もちろん誠実な人に限りますが!

 

 

 

彼らは良いか悪いか知りませんが、

僕の噂を聞きまずはブログを読むらしいです。

そして興味が湧いた者は何度も何度も熟読するそうです。

かなりのマニアック度 笑。

こんな厳しいことばかり書いてる人なら融通は利かないと

諦める人も多々いるみたいです。

しかし長い人なら諦めがつかず4年、5年と悩んだ挙句、

根性一発連絡してきます。

悩む時間長すぎるわ!! 勿体ないわ。

 

入校後、数ヶ月経ってから必ず僕にいじられます。儀式ですかね~。

「この年齢まで何してたん?」

「なんで悩んでたん?」

「どうや今の気持ちは?」そして僕が彼を代弁して、

「もっと早くに来たら良かった。と、思ってるやろ~?。」

そして僕は、

「アホちゃうか? 何年ブログを読んでたんや? 信じられへんかったんか?!

 疑うのは良いことやけど...なんべんもブログ読んだんちゃうんかい!」

アホちゃう?の連呼です!

 

分かっています コンプライアンス・アウト!!

いえいえここでは疑問文で「ちゃうか?」「か?」です。

自費で戦える知力、技術力、それを生かせる総合力を伝授するので

少々のことは我慢せい! 笑

 

昨今、巷にやたらと開業している治療院、

僕と全く関係のない教えたこともない

柔道整復師兼カイロプラクティックターに負けるな!

の、精神で鍛えています。

 

 

そうかと思うと

そんな純粋な彼らと正反対な柔道整復師兼カイロプラクターもいます。

僕の弟子でもないのに京都市内で僕の弟子だと騙って患者を見ている愚か者。

近すぎてバレるでしょうが? この小さな京都で何で?

「人(患者)の口には戸を立てられません!」

この話はまた次回時間のある時に。

お楽しみに!

 

 

 

 

では。

 

 

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1 月 21 2023

あ・た・り・ま・え・!

Published by admin under おしらせ

寒さに負けることなく、

カイロプラクターの本文である、

サブラクセーションと勝負してますか?

症状に惑わされてませんか?

もしや迷路でエンジョイですか?

 

僕のところでは昨年末より

突発性難聴や極端な難聴の患者さんが数例続いています。

特に年末に突発性難聴で右耳がほぼ聞こえなかった患者さんからは、

「先生!! ステロイドに勝ちましたね。凄い!!」と感謝されました。

「飲まんと直ぐ来てたら

 もっと早くに治ったんやぞ!」とつい本心を言ってました。

 

D.D.パーマーは誇大に言っていなかった!

息子B.J.パーマーが生涯費やし

父D.D.パーマーのファーストアジャストを

1900年代から科学的に証明。

そして60年以上の研究の末に

科学、哲学、芸術がカイロプラクティックにおいて

大切であることを唱えました。

そして、これらはB.J.Palmerグリーンブックに記載され

120年以上も前の事柄が現在の僕たちに継承されています。

「見えない相続が積み重なって歴史となっていく」と、

ある本で読みましたが正にそうだと思いました。

 

前記述の患者さんの場合も、グリーンブックを疑うことなく試みた結果であり

すべてB.J.パーマー功績であると言えます。

 

させ、新入生問い合わせ時に度々耳にするのが、

「先生のブログを読ませていただいて...

 カイロプラクティックに熱い先生で...」と。

 

僕はいつも「???」

なに緩いこと言うてんねん! だからあかんにゃ!

 

それぞれが己の仕事にプライドを持って生きているはず。

もちろん9時から5時の惰性で仕事をしている方は除きますが、

根底には良い仕事をして相手に満足してもらいたい

という気持ちが自然に働いているはずなのです。

だとすると、

その行為をより良いものにする為にはどうすればいいのだろう?と言う

考えに至っても不思議ではないはず。

そして、そういった一部の向上心のある人達が、

その会社のトップに上り詰め

周りから尊敬される存在へとなって行く...等を

企業の話などで聞いたことがありますよね!

この上り詰めて行く者の行為は

やる気のない現状維持派にとっては疎ましく見えてしまい

それが、熱く見えてしまうのではないですかね。

 

僕の治療で例えると

自分が見つけたサブラクセーションをピンポイントでアジャストする。

するとリアクションが現れ、

それを微調整しながら正常へと導いて行く。

勘や経験だけのアバウトなものではない。

 

すると、

温暖化で解けて行く南極の氷の如く症状が激変し、

それは自分が誘導した結果その現象を起こしているので、

当事者として興奮しない訳がなく、熱くならないはずがない!

故に、

38年経ってもカイロプラクティックに激熱です!!

 

 

良い結果をもたらすために僕の治療室には

パーマー系カイロプラクティックを行うequipmentしか置かず、

自分の腕だけを使い勝負ができる空間を作っています。

 

巷の治療院でよく見かける患者直筆の

「良くなりましたアンケート用紙」の壁貼り付けなどは一切しません。

なんだか詐欺師が「俺だけを信じてくれ!」と言ってる様で

僕にはそんな行為は似合いません。

ちょっと考えてください。

そんな張り紙を日赤病院や大学病院では見たことないでしょ⁈

 

それよりも大切なものは

治療家が如何に100%のパフォーマンスを発揮できるか!

それに着きます。

だから僕の治療室には僕の気に入ったものしか置かず

僕自身が気分よくアジャストできる空間を作っています。

 

レトロなビックボーイ達がフェースペーパーをサーブし、

これまたレトロなホーガンが米国ゴジラの背骨をチェック笑

 

「回数券、保険治療、交通事故、時間制で緩い治療、

いや世間話をして時間を稼いで、また明日!」...。

なんて言う施術者から見れば、理解に苦しまれることでしょう。

 

だってアメリカの本物のカイロプラクティックオフィスは

Drの余裕が治療室にも表れています。

日本の様に潤沢に装備を揃え、

壁にアピールを施して患者を向かい入れても

主役が三流ではダメ!ダメ!

科学的、哲学的に椎骨を動かせないものは

何をやっても結果を出せない!

と、B.J.パーマーは言っています。

 

猿は器用に人の真似をします。

例え上手く人の真似が出来たとしても猿は猿。

患者が求めているのは人間です!

 

 

 

猿を作らない為にも

僕にしかできない熱いカイロプラクティックを

安売りをすることなく、

頼って来たものだけに教えています。

 

 

 

 

 

何かご不満でも?

 

 

 

 

では。 

 

 

 

 

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1 月 01 2023

2023 明けましておめでとうございます

Published by admin under おしらせ

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いたします。

昨年60歳を迎え少しばかり温厚な部分も現れました。

時間が穏やかに過ぎているかのように見えましたが、

日々バリバリと働く僕には瞬間湯沸かし器の方が性に合っている様です。

特にこれからも理不尽な考え方やもの言いには

熱湯をぶっかけて戦うつもりですのでご用心ください。(笑)

 

長年付き合っている方ならご存知でしょうが、

僕はいつも人前では

「怖い態度を表現しやすい着ぐるみ」?を着ています。

独特な表現で分かりにくいですが、

まぁ、分かりやすく言うならば逆京都人ですね(笑)

その人物の人となりが理解できるまではあえてその着ぐるみは脱ぎません。

もちろん相手次第ですから、一生脱がない場合も存在します。

まず人を利用しようという考えの持ち主には

一生僕の中身を見ることはないでしょう。

 

それではなぜ僕が着ぐるみを着るかですが、

相手の本心が分からなければ本人が求めている正しいアドバイスが出来ない。

特に生徒の場合には

その人が過去に指導を受けた誰よりも深く

成功できない問題点を見抜かなければなりません。

もちろん短期間で成功させるためにです!

技術はもちろんのこと患者の状況による戦術の組み換え、

適材適所での技術の使い分け。

ありきたりな考えでは成功なんて出来るはずがない!

それだけ重要なことを教えるのに

お互いが着ぐるみを着た状態では深いところまで行けないでしょ!

過去に「ウルトラマンの中身がショッカーだった!」

なんてこともありましたから。

 

しかし一般的にセミナーでは

そんな呑気で甘いことを言ってる様ではダメだそうで

参加者が成功するしないなど主催者には一切関係なく、

決まったカリキュラムを淡々と消化すればいい。

最終的に賞状を発行し、はい、さようなら。

これが一般的なセミナーの流れで運営だそうです。

だから僕はセミナー屋は出来ないいです。

 

そもそも着ぐるみ?

もちろん一般の主催者も好んで着てますね。

不自然なぐらい良い人が演じられる見た目の良い着ぐるみ。

 

ちなみに僕の着ぐるみを脱がしきれなかった人間は

他の所と同じだと思い込み僕のところを数年で去って行きます。

反対に僕の着ぐるみを脱がせたラッキーな人間は

5年、10年、15年と本音の付き合いが始まり

いつの間にか頼りになる仲間へと変わって行きます。

 

以前にもこの場で書かせてもらいましたが、

僕は食べた数分間だけ美味しいガムではなく

噛めば噛むほど味が染み出て来る昆布を目指しています。

その為にも僕は必要のない

浮ついたお世辞を言わない!

やみくもに人に物事を頼まない!

正しく接してくる人には正しく接する!

 

着ぐるみを着た状態でも

幾度となく人と接することによりその人のことが分かります。

態度や言葉使いは悪いが人間的に最高な人。

遠慮ばかりして本心を言い出せない人。

寡黙だが親身に物事に貢献できる人…等々。

それらを見させてもらい

この人は大丈夫だと思えば着ぐるみを徐々に脱いで行きます。

 

相手が本音剝き出しならこちらも本音剥き出しで対応しないと失礼!

患者さんにも生徒さんにも皆同等。

2023もやはりこれで行きます!!

ダブルスタンダードは僕には通用しません。

 

かなり年始から少し熱すぎました!!

 

 

 

 

 

では。

 

 

 

 

 

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11 月 08 2022

本物は凄いやろ~!

Published by admin under おしらせ

お久しぶりです。

結果的にブログを5か月間休みました。

 

先日、生徒の一人が勇気を出して家内に尋ねました。

「なぜ先生はブログを更新されないのでしょうか?」と。

家内は

「パソコンの調子が悪くて、

 そのままずるずると休んでるみたい。

 それと、先生案外忙しいんよ(笑)」と、

ありのままを答えてくれてました。

そうです、まったくその通り。

 

 

 

 

 

先日、教え子の一人が

11月1日千葉県柏市で開業しました。

「柏 遠藤カイロプラクティック」と言います。

嘘が嫌いな男で

患者を治す責任感からあえて厳しいことを言います。

期待を裏切らない治療家です。

 

 

面白いもので

素直な教え子は成長するに従い謙虚になります。

もちろんそうでない者もいます。

今回開業した遠藤君は前者にあたります。

前者は上達するにつれ自分の実力が不安定なことに気付き、

マイナス因子を無くす為に僕から何かを掴もうとより一層努力します。

後者は頭の中にクオリティーという言葉が存在しない者で、

ご存知の様に数年でカイロプラクティックを挫折します。

 

僕自身が東京での弟子時代に同じ経験をしました。

弟子に入り、たかだか数年で師匠に追いついたと勘違いしていた残念な先輩!

案の定、今は消えて免許も無いのにマッサージをしています。

他にも違う道へ鞍替えした風の噂にも聞かない先輩達。

彼ら先輩は何を目的に師匠を師事したのでしょうか

同じ空間で同じ様に習ったのに何が僕と違ったのか?

それは明確で、

己が決断し師事した方を信じれなかった事だと思います。

つまりそれはカイロプラクティックの深い部分を信じれなかったのだと、

ただそれだけの可哀そうな人達だっただけです。

 

コンビニの数より多い施術所。

こんな厳しい時代だからこそ情報に左右されず

志したものには実直でいないと。

賢い患者は言葉だけでは欺けません。

僕の所とは対極ですが、

賢くない患者で嘘つき先生でも治療は治療ですね! 情けない。

 

 

コロナ禍であろうとやる気のある人は

やる気のある所を探してやって来ます。

 

 

カイロプラクティック治療経験者ならご存知でしょう。

ただ技術を習っても

結果が出ないのがカイロプラクティックです。

結論から言うと、それは教わり方が悪かっただけ!

ともすればD.C.でさえ混合治療を優先しても食べて行けない時代。

中途半端な脊椎矯正だけで食べられるはずがない!

 

自力で食べて行きたいなら

簡単に答えを教えてくれる先生ではなく、

式を導き出す頭を育ててくれる先生を選ばないと。

毎日毎回と異なる体型、年齢、性別、症状の患者が来院するのに

たった一つの丸暗記させられたカイロプラクティックで、

結果が出ると思いますか?...出るはずがない! 

 

今度はもう少し早く帰って来ます。

では。

    

 

 

 

P.S.   あの日、僕がアジャストだけで首の激痛を退治したの見てましたか?

   これがもし受傷直後の一ヶ月前だったら下垂手も一撃だったのに。

   症状が出てから治療開始が早いほど症状は消失しやすい。

   それはみなさんもご存知の通り。

   その後の彼は患者として僕の治療室に来てますが、

   度々生徒として注意を受けてます。

   左手が思うように動かず医師に運転を止められていた彼が、

   今では運転もでき、

   11月1日より仕事に復帰し治療をしている様です。 

   先日来院した時に彼は「左手でパソコンも使えます」って、

   当たり前の様に言っていました。 偉そうに(笑)

 

   本物のカイロプラクターって凄いやろ~。

   努力すれば誰でも成れるんやぞー。

   もちろん先程の話の後者では無理やけど!

 

 

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6 月 03 2022

弟子達&生徒達から最高のサプライズ!

Published by admin under おしらせ

気が付けば60歳!! (*_*;

そうです世間で言う還暦です。

 

今年も普段と何ら変わらない誕生日となるはずでした。

と言ってもやはり還暦なので、

普段とは少しだけ違い子供達が考えてくれたご馳走を食べに

河原町へお出かけする予定だけでした。

 

お出かけを楽しみに午後からも気合いを入れていたのですが・・

勉強会後、いつまで経ってもワークショップが終わらない。

もちろんそんなはずもなく、疲れている身体にはそんな風に感じました。

しかし何かいつもと違う?

生徒は一向に減らず疑心暗鬼になって行きます。

今日は何人診なければいけないの?

本来ならばもう終わってるはずなのに? えっ? まだしてなかったの? 

君は2回目? なんで遠方組が帰らないの? おいおい新幹線大丈夫か?

などなどと、疲れが色々なことを想像させます。

一向に部屋の人数は減って行きません。 

そうこうしていると、

「先生お疲れ様でしたー。」

「よっしゃ、終わった~。 あれ? 彼が最後か? 大海君はまだ診てないぞ?」

と心の中で叫ぶや否や、みんなが一斉にガヤガヤガヤ。

 

その頃入り口付近では怪しい弟子達が虎視眈々と、

そして二人がバラで顔を隠して

誰かが僕の方へ徐々に近づいて来きます。

でも、まだ僕は気付かなくて、

何気なく振り返ると、

「先生、還暦おめでとうございま~す!!」

 へっ、何? 誰が? 一時停止状態の頭がポカ~ン。

あっ!!そや俺、今日誕生日やん!  

 思わず差し出された60本の大量バラを受け取っていました。

このバラは生徒達からのプレゼントだと後から聞きました。

皆さんありがとうございました。

 

サプライズのバラと同じぐらい今日来る予定になかった二人、

(神奈川県と三重県の弟子)の顔に驚かされ、

お祝いの為だけに来てくれたとの事で

思わず僕は彼らに、

「お前ら何しに来たんや? どこにいたんや?

 何で勉強せえへんかってん? 勿体ないやん!!」

と、照れくささを隠すために叫んでいました。

もちろん全員が大爆笑!

僕に見つかることは許されない為、

昼から他の弟子の車の中で暑い中、

エンジンも掛けず隠れて待機していたそうです。

神奈川の弟子なんて腰椎2か所ヘルニアを持ち。

僕が普通にカイロプラクティックの仕事ができるまで回復させた責任上、

バラをいただいた感謝より、こいつ明日大丈夫か? 

重いバラを抱えて、どこで時間潰してたん?

なんて考えてしまいました。



今回の催しは僕の知らないところで昨年から計画されていたとか。

昨年の段階でメジャーホテルを予約して盛大に行う予定を計画していたそうで。

しかし、僕が新学期早々に、

「まだコロナ禍が続くので患者さんに迷惑はかけれないので、

 今年度もバーベキューも忘年会もしません!!」

その結果、ホテルでも祝賀行事など僕が認めるはずもなく

一瞬にして予定が白紙になり急遽作戦を変更したと聞きました。

弟子達と長年勉強している生徒達で色々案を練ってくれてたみたいです。

考えてくれた彼らは当初の予定より大きく変わり勉強会後の催しになったことを

悔やんでいた様でしたが、

僕にしてみれば思ってもみなかった事でもあり、

何よりも皆の優しさや思いやりに胸が熱くなり、

心のこもった温かい催しで

僕にとってはこの上ない幸せな時間を与えてくれました。

 

僕は日頃から高感度100%などありえない!

人に好かれ様とする八方美人的な生き方より、

僕の行いが好きだと共感してくれる人とだけ一緒に歩んで行けば良い。

そしてそれが現実となり今日まで来ました。

だからそんな僕みたいな勝手もんが、

こんなに大勢の方から祝福を受けることができるなんて考えてもおらず

まさに僕にとって最高のサプライズとなりました。

 

弟子&生徒代表の新村君より重い花束を受け取り

僕は喜びに浸って感無量。(背中も疲れて曲がってます!)

いつもの突っ込みも何処へやら。

 

次の刺客(笑)山県の増田君が何やら包みを破って

箱から赤色の物を取り出して、

アッ!いわゆる還暦スタイルの例のもの?

広げたものはアッサリ僕の考えを却下。それは、

真っ赤に光る闘魂ガウンでした。

何でアントニオ猪木やねん?

 

 

 

はい!出来上がりです(泣)

増田君は紳士服オーダーメイド採寸人の様に

繊細に手際良く、

「こいつ、なかなか手際良いぞ(笑)!」と、感心してる間に

仕上げてくれました。なかなかの気遣い(笑)

 

喜んで良いのか?どうだか分かりませんが、

僕に100%合った還暦コスチューム(笑)。

他のD.C.なら「このような場で!」と怒って絶対に着ないでしょう。

ところが僕は普通のD.C.とはレベルが違いますから(笑)

空気は人一倍読めるし、面白いことはカイロより大好き!

 

後々この写真を話のネタに患者さんに受付が見せると

患者さんは大笑いをし見た人が必ず

「先生、沢山の人に好かれたはるんやね~」

と言われるそうです。ありがたいことです。

 

着付けしてくれているその瞬間も、

これで皆が大笑いして記憶に残ってくれれば嬉しいな!と思っていました。

 

しかしまさか格闘家憧れのアントニオ猪木のガウンを60歳で着るなんて。

思ってもみなかったわ!(笑)

増田君一歩引いて見るなよ~、お前が着せたんやろー!(笑)

生徒達にも大ウケ!!笑い過ぎやろー!!

大海君マスク越しに笑うなー!(笑)

 

将来君らがどんな偉い先生になったとしても

絶対に俺が同じものを着せたるからなー!!

偉くなり過ぎたら息子が法的処置をとっても着せたるからなー!

昔の大阪プロレスのえべっさんあたりを?(笑)

 

しかしイベントはこれで終わりではありません。

流石やります僕の弟子達!

僕が着けたあだ名の

「先輩の様な後輩の佐々木君」に促され行儀よく椅子に座らされます。

そうですお祝いレターの始まりです。

突然目の前には師匠塩川先生が。

思わず姿勢を正し緊張が走ります。

みんなも静まり返りお祝いの言葉に耳を傾けています。

 

そしてもう一人の恩師上村先生が。

恩師と言うより口答えできない厳しい兄貴というような存在。

実はかなり口答えしてしまいますが(笑)。

アイオワで初めて会った時の事は今でも強烈な印象に残ってます。

色々な沢山の思い出話に感謝します。

しかし、何を話し出されるのか緊張が続きます(笑)

 

そして、やんちゃな後輩井上君が

無理やり探した僕の良い所を話してくれます。 ホント良い後輩です (笑)

もちろん雅士君も松野君も嬉しいメッセージをくれています。

出逢った頃の雅士君は幼稚園児。

そして出会った頃の松野君は、今の僕の息子よりもずっと若かった20歳過ぎ。

しみじみと時の流れの速さに驚かさます。

 

皆様お忙しいのにビデオレターに快く協力していただきありがとうございました。

D.C.達に連絡してくれた弟子にも感謝します。

 

この写真は往年のプロレスラー引退試合後になってますね。

分かりますこの疲れ切った表情。(引退試合なのに負けたみたいですね?)

でも、引退はまだまだ先に置いておいて、

これからも精進して参りますのでよろしくお願いいたします。

生徒の皆さんと記念撮影出来なかったのは、

こちらの落ち度で申し訳なかったと反省しております。

 

ところで、さっきも書いたように、

自分が信じたことをこつこつとやって来たら

気が付けばここまで来れました。

世の中にもっと好かれる生き方も、

有名になる治療家の生き方もあったと思います。

けれど僕には興味が湧きません。と言うのも

20代前半柔整鍼灸の資格を持っていても患者一人の腰痛も根治出来ない!

先輩達曰く「有する免許は嘘ばかりのレセプトと不正請求する為の免罪符」

そんな恥ずかしくて悔しい思いの時にカイロプラクティックを知った。

「努力すれば嘘をつかず自分の手だけで患者を治せる!」

38年前の初心を貫きそして恩師たちの助けがあり今が存在します。

その一途な思いが人との軋轢や不器用な生き方をさせてしまいます。

しかし今日はそんな生き方が間違っていなかったと思える一日になりました。

「どれくらい嬉しい?」と尋ねられたら?

きっと、学生時代に初めてニーチェストでD1PRSが入った時と同じくらい?

と、答えるでしょう。

 

イベントは一段落。

そして次は家族のイベントです。

と言っても、

子供達が僕の健康を考えお祝いに薬膳中華をご馳走 (・∀・)イイネ!!。

古民家の離れの個室を探してくれていました。

僕が日頃からうるさく言っていたので

感染予防のリスク軽減の為に個室は外せなかったと言ってました。

さすがに我が家の子供達!

 

そこでもまた面白いエピソードがありました。

料理も終盤に差し掛かり子供達がおもむろに

例の還暦コスチュームを僕に着させます。

ダベンポートの思い出で中華料理のお供と言えば青島ビール。

この日も日頃飲まない僕もついつい飲んでしまいほろ酔い気分。

還暦を受け入れ誰がまともに着てやるものか!と、

グリーンベレー風に帽子をかぶりハイポーズ。

 

お給仕のお姉さんは僕の姿を見て、なんと・・・

「素敵な民族衣装ですね!!」

家族一同「・・・大爆笑!」

真剣に彼女は僕が外国人だと思っていた様で。

ボールヘッド男がそれも高級中華料理店へ

短パン、Tシャツ、派手なスニーカー、そして特大のダイバーズウォッチ。

(前回説明しましたね!

 スキューバダイビングではないですよサザエ取りですよ!)(笑)

この季節には早い僕のいでたちは不変のダベンポートスタイル?

田舎のアメリカ人風。

とてもとても日本人の分別のある大人には見えなかったのでしょう。

しかしこの容姿のお陰で絡まれたことはないんです。

それに朝からずっと動き詰めで疲れていた体にビールが良く効き

明るい僕がより明るく!子供達からのおもてなしにテンションも高く、

そら~外国人に間違われるわな!

 

そして開けて誕生日当日。

午前中に患者さん達からお花をいただき、

また別の患者さんはバラの花束と僕の好物をわざわざ持ってきてくれました。

60本が90本に。

 

その勢いで還暦仕様に治療室の衣替え。

誕生日を機会にガンステッド3点セットも真っ赤なものに新調! 

目が痛い超RED!!

眼科医の患者さんが「目には前の色の方が良いですね!」と、言われました。

が、しかし忖度できない僕なのです。

癒しよりも治すことで勝負していますからご勘弁を!(笑)

 

そして気が付けば23時50分!

家内が「アッそう! お誕生日のケーキをまだ食べてない!」

そら大変や! と、二人で用意し、

ドタバタしながらのお誕生日ケーキも終えて

二日間に渡る楽しいイベントは無事終了!!

今年の誕生日は最高のものになり、

沢山の方々がお祝いして下さり感謝しております。

本当にありがとうございました。

この思いを少しづつ還元して行きたいと思っております。

 

世の中で一番気の付かなかった弟子達が、

最高のサプライズを僕にしてくれました。

今度は彼らが「良い師匠を持ったね!」と憧れられる様

まだまだ努力したいと思います

ありがとう。

 

 

 

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

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5 月 19 2022

昔の楽しい時間

Published by admin under おしらせ

先週、伯父の葬儀参列の為、田舎に帰省しました。

患者さんに迷惑を掛けてしまいましたが、

無事に伯父を見送ることが出来、

休む事を許してくれた方達には

感謝しかありません。

 

私事になりますが、

物心ついた時より父だけが家族だった為、

夏休みになると今回他界した伯父宅で過ごしていました。

僕は従弟と遊べるので幼稚園の時から毎年楽しみでした。

小学生の頃は7月20日夏休みになったその夜中に

父の運転で能登半島の先端近くまで

8時間かけて送ってもらっていました。

50年以上前の話ですからねー、北陸自動車などないない!!

 

お盆の頃までそこで過ごし

帰りはばあちゃんが従弟と一緒に京都まで連れて来てくれます。

これが中濱家の恒例行事!10年以上続きました。

幼稚園の頃からなので

泳ぎも地元の漁師の子供達と遊びながらいつの間にか…水泳教室なんて無縁!

小学校3年生ごろになると従弟やその友人たちと

サザエ捕りでお小遣いを得ていました。

すべて漁師の子供達ですからもちろん合法です(笑)。

街から来た京都弁を話す子供に漁師のおじさん達は興味を持ち

そこに20日間もいるので地元の子供同様の扱いで

漁師のおじさん達は、

「ひでひこ、あっちの方が大きいサザエがおるぞ~」なんて、

とてつもなく深い場所を教えてくれ、

死ぬほど怖い思いをしてサザエを捕ったこともありました。

ちなみに僕はバイリンガルで英語より能登弁の方が達者です。(笑)

 

従弟やその友達は漁師の子供ですから体力は半端なく

毎朝9時頃から海水浴?漁?が始まり、昼頃まで潜り続けます。

4年生の小学生がですよ?

そして昼過ぎに一度解散帰宅。

ご飯を食べ終わるや否やにスイカ丸ごと一玉を持って現地堤防へ。

そして海水浴?漁?が夕方3時ごろまで続きます。

体力のある漁師の子供達でさえ

顔は白く唇は黒く、寒さで小刻みに身体は震え、

長時間の水中メガネ使用で目がぎょろっと。

スノーケルの使い方が下手でお腹は塩水で満杯。

解散時にはみんな口をそろえてまた明日な~。

と言って別れるのですが、

1時間もすれば子供達は町の商店に集合し

サザエを捕った収益で好きな物を食べたりしてました。

今の時代では親も厳しく例え田舎でも許されないでしょうし、

この年になるとナント過酷で危険な行為だったとちょっと怖くなります。

なんせ漁師の子供は低学年でさえ数キロを平気で泳ぎ、

足ひれを付け4~5mを一気に潜っていましたからね。

4年生の僕には到底ムリムリ

 

  

あれから50年以上が経ち

僕を鍛えてくれた伯父が亡くなり寂しくてなりません。

子どもの頃に遊んだ友人達も漁師にはなっておらず

特に従弟などはやはり漁師を継がず海上保安庁の署長となり、

能登半島エリアの安全を守るために頑張っています。

 

 

 

 

従弟自宅から車で10分ほどところに

観光名所の見附島(通称軍艦島)があります。

この景色はTVで見たことあるのでは?

ゴールデンウイーク明けの早朝ということで観光客はゼロ~。

 

 

 

見附島の対岸には富山県の立山連峰が見えます。

船の向こうに写るのがそれです。

凄く奇麗で肉眼ならもう少しはっきりと見えてたので残念!!

 

弾丸の2日間で体力的にはきつかったけれど、

伯父との思い出の場所をめぐり心穏やかな良い追悼ができました。

今回の里帰り?で思ったことは

やっぱり僕は京都より能登の方が合っていて

そちらの方がアイオワに住んでいた時の様に

心を穏やかにさせてくれます。

 

 

京都のゴールデンウイーク中でも

タイミングによっては観光客がいない時も。

ただ、能登とは大違いで時間も日にちも選ばなくてはなりません。

 

運が良いとまるで時代劇の中に紛れ込んだような

風景に浸ることも可能です。

 

   

 

凄く優雅で時間が止まった様に感じられますが、

それは人がいない時だけの限定です。

観光客が現れると商魂たくましい人達が、

優雅さを蹴散らす勢いで嘘くさい京都弁で中国製を売りまくります。

極めつけは良い雰囲気の人力車。

すれ違うタイミングで人力車を引く人の標準語が大きく響いてきて...。

おいおい!ここ京都ちゃうんかい! 京都人ちゃうんかい! 誰やねん?

 

観光地で生活する者のアドバイスとしては、

京都はテレビで満喫するもの。

どうしても本当に京都を満喫したいのであれば・・・

人の来ないシーズンを選ぶこと。

狭間のシーズンを!

そして京都を知ったかぶりをしていると

似非京都弁の似非京都人に「ぼられますよ~」。

これ100%京都人の意見(笑)。

あっ、観光資源の京都なのにこれは失言!

 

 

 

今回の田舎行きはビートルです。

他の車は帯に短したすきに長しの物ばかりで使い物にならなくて。

家内のビートルなら良く走るし、静かだし、燃費も良い。

二人なら十分な広さで荷物も載せ放題。

そろそろこれも10年が経とうとしていますが(笑)、

あまり出番がなく近距離走行ばかりでまだ3万km過ぎたところ。

友人に貰ったゴルフカブリオレ同様に

僕らが生きているうちに10万km走行は無理でしょうね!

 

 

ちなみに僕のも20年経ちますが走行距離は僕の方が少なく

家内の車同様に無事故車なんですよ。何の自慢やねん(笑)

まぁ、どうでもいい話!

 

子どもの頃の、

も出来なかった自分を思ださせてくれた伯父に感謝で

今僕にできることを悔いのないようにやろうと思います。

 

 

 

 

では。

 

 

 

 

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